Jupyter notebook紹介

  • Windowsでの使用を前提とする(教員は実はUbuntu上で使用)
  • ProbStatB.zipを展開したフォルダをカレントフォルダとしてコマンド・プロンプトを立ち上げる

注: 上の文が理解できなかった人は別途相談してください

  • jupyter notebook をコマンド・プロンプトに打ち込み、Enterキーを押す
  • すると、ブラウザ上に(ブラウザが立ち上がり)、次のような表示が出る

  • ここで表示されているファイルを使用する場合は、マウスをそのファイル名のところに置き、ダブルクリックする。すると新たなページが(新しくタブが作られ)開く。
    • 例えば Guide2Phython.ipynbをダブルクリックすると、次のページが見えるはず:
  • もしくは新しくページを作る場合、Homeタブ(jupyter notebookを立ち上げて最初に表示されたページ)において右上にみえるNewをクリックし、Python3を選ぶ

すると新たなタブページが開く


Notebookの操作

ここからは新しくページを作った場合でも、既存のページを開いた場合でも同じ

  • (少なくとも)2種類のブロック
  • 上のように、左にIn[]が表示されているブロックと、表示されないブロックとがある
    • 表示されているブロックはPythonコードを入力したり、そこにあるPythonコードを実行するもの
    • 表示されていないブロックは、Markdown (要するに特定の書き方をした文書)を記入したり、整形したりするためのもの
  • どちらも「実行」(Markdownの場合は、文書を整形して表示する)するには、そのブロックを『左クリック」してShift-Space(シフトキーを押しながらスペースキーを叩く)
    • Pythonコードの場合は、コードが実行されてその結果が(あれば)、そのブロックの下に表示される
    • Markdownの場合は、文書が整形されて表示される
  • ブロックの中身を修正するには、ブロックをダブルクリックして(ブロックの選択)から編集し、『実行』する
  • Pythonコードの場合、それがモジュールや関数や変数を使うものであれば、そのブロックのコードの実行の前に、モジュールなら読み込み、関数なら関数定義、変数なら変数代入のコードを実行しておかないとエラーになる
    • Jupyter notebookを中断・中止するときは、最初のコードから実行しなおすほうが良い。そのためにページの上の方にKernelタブがあり、そこのRestart & Run Allを選ぶと簡単にできる
  • Markdownでは、(1)HTMLがほぼ使える、(2)数式は、LaTexの書式でかく、(3)Markdown独特の書き方、ができる。以下はその例:

(1) HTMLの書式を使った例

(上記は、(1) <B>HTMLの書式</B>を使った例と書かれている)

(2) $\displaystyle \sum^n_{i=1}i = \frac{n(n-1)}{2}$

(上記は$\displaystyle \sum^n_{i=1}i = \frac{n(n-1)}{2}$と書かれている)

(3) Markdownの例、箇条書きやリンク作成も可能

(上記は(3) <B>Markdown</B>の例、箇条書きやリンク作成も可能と書かれている)

  • ページのSave: Ctrl-S (コントロールキーをおしながらSを押す)でも、上のタブにある「フロッピーディスクマーク」をクリックしてもよい。もっとも一定の時間ごとに自動的にSaveされる。
  • ブロックの挿入: 一旦ブロックの左か右をクリックしてから -aを押すとPythonコード用のブロックが、今のブロックの上に -bを押すとPythonコード用のブロックが、今のブロックの下に作られる
  • ブロックのモードの変更
      - デフォルトはPythonコードなので、Markdownにするには`m`を押す
      - 逆にMarkdown用のブロックをPythonコード用にするには`y`を押す
  • ブロックの削除
    • 対象のブロックの左をクリックし、xを押す
  • 取り消し
    • EditタブからUndo Delete Cellsを選ぶ

いろいろ他にも沢山あるので、自分で調べてみよう